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のりの栄養学
のりはたんぱく質やミネラル、
ビタミン豊富な健康食品だってことを知っていましたか?


のりの栄養素
 のりは、手軽な健康食品として脚光を浴びています。 30〜40%もの良質なたんぱく質を含み、大豆に匹敵するくらいのたんぱく食品です。また、カルシウム、マグネシウム、鉄分、亜鉛、ヨウ素など有効な微量 元素を多く含んでいるため、のりを食べると体内のミネラルバランスを調整する働きもあります。
 また、ビタミンも豊富で、A、B1、B2、Cなどを多く含んでいます。得にビタミンAは豊富で、のり1枚の中には、卵1個分以上のビタミンAが含まれています。


のりに含まれる栄養素
(JF全漁連『のりごよみ』より引用)
栄養素 のり1枚の栄養価 ほかの食品でまかなう場合
カルシウム 12mg しらす干し2g(小さじ1杯)、牛乳12g(軽く大さじ1杯)
0.4mg 牛レバー10g、ゆでホウレンソウ20g(小1株)
ビタミンA 420IU 卵66g(大1個)、牛乳350cc、にんじん10g
ビタミンB1 0.03mg 牛乳100cc、いわし100g(1尾)
ビタミンB2 0.10mg 牛乳63cc、卵21g(小1個)
 上の表からも分かるように、のりは豊富な栄養を含んでいます。のり2枚を食べるだけで、1日に必要なビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2を摂取することができます。また、ビタミンB1は、ごはんをエネルギーに代えるのに必要な栄養素です。「おにぎり+のり」はまさに理想的な組み合わせといえるでしょう。


のりで健康になる!
 日本人の死因の第1位はガン。また、食生活の欧米化等に伴い、心筋梗塞でなくなる人も多くなっています。ガンの予防としてはβカロチン、ビタミンC、ビタミンE、繊維質などが知られています。心筋梗塞や脳硬塞の原因となる動脈硬化の予防としては、悪玉 コレステロールの低下に効果のあるEPA(エイコサペンタエン酸)が知られています。
 のりの約3分の1は食物繊維です。また、βカロチンやEPAも多く含まれていることから、ガンや生活習慣病の予防に効果 があるものと考えられます。



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