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> おいしい「カキ」知ってる?
三重県の鳥羽から的矢湾にかけての沿岸域、海山の渡利地区などでは、プランクトンが豊富で、波のあまりたたない穏やかな海面と、恵まれた環境の中でカキ養殖業が行われています。
また、三重県の鳥羽地区では紫外線殺菌海水による浄化をいち早く取り入れ、安心して食べることのできるカキづくりに取り組んでいます。
カキは全国的に生息しますが、天然のカキより、養殖のカキが主流です。
養殖されたカキは、食の安全性だけではなく、漁獲量や価格も安定しているからです。
また、三重県では食の安全を追求する先進的な取組みが行われています。詳しくは“
みえのカキ安全協議会
”(
http://www.pref.mie.jp/NHOKEN/kaki/
)をご覧下さい。
一般的に、カキの産卵期は5〜8月です。
この時期のカキは卵を持っているので、食用としては使われません。なので、主にカキは秋から冬の間が旬です。
「Rのつかない月(5〜8)はカキを食べない」というように、英語でRのつく月、September(9月)、October(10月)、November(11月)、December(12月)、January(1月)、February(2月)、March(3月)、April(4月)がシーズンといわれています。
カキは“海のミルク”と呼ばれ、ミルクに負けないほど栄養たっぷりです。
貧血やストレスが多い、コレステロールを下げないといけない現代人に必要なビタミンや、鉄分などミネラル、タウリン、肝臓の働きを高めるグリコーゲンなどが豊富に含まれています。
おいしいカキが育つには次の条件がそろってこそ!
その1.
風波の静かな内湾であること
その2.
内湾に、川から栄養豊富な水が流れ込みプランクトンの発生を促すこと(川の源流には緑が豊富なこと)
その3.
潮の干満差等によって、潮の流れがあること
カキにはいろいろなおいしい食べ方があります。
まずは生で!生ガキにレモン汁をしぼったり、しょう油、ポン酢をたらして食べる。それだけでカキの甘み、旨味がジワ〜っと!!
その他にも、網焼き、バター焼き、シチューやグラタン、カキ飯などなど。
ぜひ安全・安心、身がプリっと甘く旨い三重の海で育った新鮮なカキでカキづくしな食卓を!!
11月23日(祝)は、古くは新嘗祭、現在は勤労感謝の日です。
栄養が豊富なカキを多くの人に食べてもらい、日頃の勤労の疲れを癒していただきたいという意味をこめ、「カキの日制定実行委員会」により制定されました。
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みえのカキ安全協議会
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http://www.pref.mie.jp/NHOKEN/kaki/
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鳥羽磯部漁業協同組合
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http://www.osakanaikiiki.com/