工場排水、生活排水などにより水質が富栄養化し、一部プランクトンの異常発生から夏の高水温期には赤潮が発生する場合があります。
 赤潮はプランクトンの異常発生が原因で、プランクトンの種類によっては養殖魚に甚大な被害をもたらすことがあります。赤潮プランクトンは水面に常にいるのではなく、昼間水面上にいたかと思うと、夜は底の方にいたりします。また、大量発生したプランクトンが一度に死んで、分解により大量の酸素を消費し、水中に貧酸素状態をもたらすこともあります。魚に無駄に酸素を消費させないために餌止め等の対策が必要となります。